治療期間の目安を教えてください!
歯列矯正というと、治療が終わるまでに長い期間がかかるイメージがあります。あまり長い期間かかってしまうのも心配ですよね。子供の矯正治療の場合、実際にどのくらいの期間がかかるのでしょうか?
医療法人真摯会 大阪矯正歯科グループ/神戸矯正歯科グループ
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松本先生は、日本矯正歯科学会認定医が10名以上在籍する「大阪矯正歯科グループ/神戸矯正歯科グループ」の総院長です。お子さんにとって一生ものの咬み合わせを作る子供矯正に対して、日々正しい知識の啓蒙・発信を行っています。公式サイトのわかりやすい解説は必見です。当サイトの子供矯正Q&Aページでもわかりやすく解説してくださっていますので、ぜひ読んでみてくださいね!
子供の矯正治療期間
矯正期間と一口にいっても、開始する時期によって矯正期間が全く違います。
まず、矯正期間は乳歯と永久歯が混在している第一期と、永久歯になった後の第二期とに分類されます。
年齢的には、第一期が早くて3歳から小学校中学年まで、第二期は小学校高学年から中学生という分類になります。
第一期の矯正期間は、一般的に1年〜2年程度です。
それに対して、第二期の矯正期間は、最後まで行うと3年〜4年と言われています。
ではどうして第一期と第二期では、矯正期間が違ってくるのでしょうか。
第一期の矯正期間
第一期の矯正治療は、一般的に正しい噛み合わせにしていくのが中心です。この時期は永久歯と乳歯が混ざった時期ですので、歯並びを整えるというよりも、成長を利用して顎のバランスを調整したり、永久歯が生えるスペースを確保したり、正常な噛み合わせにするための治療が中心となります。
歯の生え方や顎の状態によっては、すぐに治療した方が良い場合もありますし、もう少し時間をおいて成長を待った方が良い場合もあります。
この時期に治療をした方がいい代表的な例としては、出っ歯や反対咬合(受け口)や非抜歯の治療などがあげられます。
第二期の矯正期間
第二期の治療は、永久歯が生え揃っていますので、主に歯並びを矯正することになります。
また、顎に対して歯がキレイに並ぶスペースがない、と判断された場合は抜歯という選択権も、出てくる時期でもあります。
治療期間は歯並びによって変わってきますが、成人と同じで4年はかかると思って良いでしょう。
まず、歯並びを調整するのに装置を装着して、歯を動かすのに1年〜2年かかります。
その後、歯並びが戻らないように、リテーナーという装置を2年間装着する保定期間があり、つまり、合計4年間かかります。
治療が長引くケース
矯正期間が長くなるケースとしては、顎が関係してくる治療の場合です。
顎からきているものなのか?それとも、単に歯並びが悪いだけなのか?
その見極めは矯正歯科専門医ではないと、わかりづらいです。
子供の矯正を早く終わらせるには
子供の矯正を早く終わらせるには、本人の努力が必要です。 まず、決められた時間マウスピースなどを、装着することができなければ治療が長引きます。
また違和感があったりして、装置を壊してしまうということになれば、それももっと時間がかかります。
その他、歯茎の状態が良くなかったり、虫歯になった場合も矯正を中断して、治療を優先することになります。
つまり装置をつけられない期間が長くなるという事は、非常に治療が長くなってしまうということにつながるのです。
なるべく本人の意思で、決まった時間に装置をつけたり、決まった日程に歯科矯正に通うことが大切です。つまり、子供の歯科矯正を早く終わらせるためには、本人の意思で治したいと思える年齢になってから、ということも一つの選択権だと思います。
子供矯正の治療期間のまとめ
大阪矯正歯科グループ
神戸矯正歯科グループ
治療が長引けば長引くほど、本人への負担も大きくなります。治療期間を短くするためには、スタートのタイミングも関わってきます。
しかし、子供の矯正治療は、早く始めた方がいい場合と、成長を待ってから始めた方がいい場合とあります。その見極めは、歯科矯正の専門医以外が簡単に診断できるものではありません。
特にその原因が顎からきているものなのか?単純に歯並びが悪いだけなのか?本当に色々な要因が積み重なっている場合が多く、見極めが大変難しいものなのです。
特に歯を抜いたり、顎を広げたりという治療は慎重に行わなければなりません。そういった意味でも、歯科矯正専門の医師がいるクリニック選びが重要だといえるでしょう。
大阪矯正歯科グループや神戸矯正歯科グループでは、期間を短縮し患者さんの負担を減らす方法、歯を抜く代わりに削る方法(スライス)、子どもの非抜歯治療(床矯正)など、なるべく治療期間の短縮や抜歯による負担を少なくする治療を行っています。