[最終更新日]: 2022/08/18
子供の一生モノである歯。ママたちにとってはとても大きな問題でしょう。ここでは世のママさんたちの、子供の歯の悩みについてまとめています。
子どもの歯の悩みについて
乳歯が生えてこない
乳歯が生えてこない原因は、乳歯萌出遅延(乳歯が生えるのが遅い)や癒合歯(歯が癒合してしまう)、先天性欠如などです。いずれも歯科クリニックで適切に治療をすれば問題なく生活できます。
歯磨きしてくれない
これは多くの親御さんが経験している悩みでしょう。対策としては、ご機嫌を取って楽しい雰囲気を出すことが良いと思います。例えばお気に入りのお人形と一緒に歯磨きをする、「歯磨きごっこ」としてパパやママの歯も磨いてもらうなどです。
子供の歯ぎしりが心配です
一般的には子供が歯ぎしりをしていても心配はありません。一時的にストレスが溜まったりしていると出ることがあります。しかし、長く継続する場合や、顎が痛いなどの症状がある場合には歯科クリニックに相談してください。
甘いものを控えれば虫歯にならない?
虫歯は細菌によって発生します。その細菌の栄養源となるのが糖分です。糖分は砂糖だけではなく、ご飯などの炭水化物にも多く含まれます。虫歯を予防するには歯磨きを徹底することが一番重要なことです。
子どもの歯並びの悩みについて
子供を育てるにはさまざまな悩みがあります。その中でも注目したいのが歯並び。外見や全身の健康にも影響するので、重要視したい分野です。
子供の良い歯並び悪い歯並びって?
子供の歯並びは、親にとって非常に気になるものです。よくある歯並びの悪さをご紹介、子供の矯正のメリットとデメリットやいつから治療をするべきかをご紹介します。
子供の噛み合わせに関して
噛み合わせは、お口の機能に大きな影響を与えます。正常な噛み合わせとは、ご自分の歯を鏡で見るとわかりやすいですが、1本の上の歯に対して下の歯2本と接触しています。噛み合わせが悪い場合をご紹介しています。
子供の出っ歯は治療が必要?
出っ歯は「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」という症状です。外見だけでなく、お口の機能的にも問題がありますので、矯正治療が必要です。
子供のしゃくれは矯正治療で直せる?
しゃくれとは「反対咬合(はんたいこうごう)」という症状です。下の歯列が前に出てしまう症状で、咀嚼機能や発音などに影響を与えることになります。
子供のすきっ歯は治した方が良い?
すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間があることです。医学的に「空隙歯列(くうげきしれつ)」と言います。歯と歯の間に隙間があることで、特に上顎の前歯に隙間がある場合には「正中離開(せいちゅうりかい)」と言って審美的にも問題となります。
お口をポカンと開けている
気がついたら子どもがお口をポカンと開けている、鼻ではなく口で呼吸しているといった状態は、歯並びにとって歓迎できない状態です。なぜお口ポカンが起こるのか、その原因と改善方法について知っておきましょう。
歯の隙間が空いていない
乳歯の時期に歯の隙間が空いていないと、永久歯の並ぶスペースがなくなり歯並びが悪くなることがあります。歯の隙間はなぜなくなってしまうのか、どうやったら防げるのかについて解説していますので、参考にしてみてください。
その他の子供の歯の悩み
早期予防矯正治療「マイオブレース」を知っていますか?
マイオブレースとは、歯並びが悪くなる原因に働きかける早期予防矯正治療。歯並びを悪くするクセや習慣を改善できるようデザインされた着脱式のマウスピース使う方法で、5歳からスタートすることができます。マイオブレースでは、マウスピースを1日1時間と夜間就寝時に装着することで、口周りの筋肉・あごの発達をサポート。口呼吸・舌癖といった間違ったクセをトレーニングによって改善し、永久歯が正しく生えてくる土台づくりを行います。抜歯を伴わない矯正治療で、子どもへの負担も軽くなっていますが、もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。費用や期間などの情報もしっかりと考慮したうえで、治療を受けるかどうか判断しましょう。