子供矯正パーフェクトNAVI » 子どもの健康を願うすべてのママに知ってほしい「予防矯正」のこと|マイオブレース » マイオブレースと他のマウスピース矯正の違い

[最終更新日]: 2022/08/02

子ども向けのマウスピース矯正には、マイオブレース以外にもプレオルソやムーシールドといった、いくつかの種類があります。ここでは、各種マウスピース矯正の特徴と、マイオブレースの違いについて解説。より適した治療を選ぶための参考にしてください。

まず知っておきたい
「マイオブレース」とは

マイオブレースとは予防型小児矯正のことで、取り外しができるマウスピースを使った矯正治療になります。

歯並びを悪くする根本的な原因に対し、口周りの筋肉をトレーニングする筋機能訓練を主体にアプローチ。機械的に歯を動かすのではなく、口周りの筋力を鍛えることであごの発達を促し、理想の歯並びへと近づけていく方法です。

歯並びが良くなるだけでなく、毎日のトレーニングや定期的なクリニックでの指導により、「正しい姿勢」「適切な飲み込み方」「舌を正しい位置に置く」「正しい呼吸」なども身につけることができ、全身における健康面への効果も期待できます。

その他の
マウスピース矯正
との違い

プレオルソとは

プレオルソは、岡山県の歯科医師である大塚淳医師が開発した機能的マウスピース型矯正装置。4~9歳くらいまでの子どもを対象に、取り外しできるマウスピースを使って歯並びを改善していきます。

プレオルソはポリウレタン製で、柔らかく装着感も比較的良いのが特徴。硬い装置を嫌がる子どもであっても、スムーズに装着できるよう開発されています。また、熱を加えることで形を調整できるのが特徴で、それぞれの子どものお口に合わせて形を変えることができます。

プレオルソはtype1~3に分かれており、type1は出っ歯や咬み合わせが深い症状に使用。type2は前歯が咬み合わない状態、type3は受け口の改善に使用されます。

プレオルソと
マイオブレースの違い

プレオルソもマイオブレースも、マウスピースを装着することであごの正しい成長を促すもの。歯並びを悪くするクセを治すことで、間接的に歯並びを改善していきます。

この2つの治療法の違いは対象年齢で、プレオルソは4~9歳くらい、マイオブレースは3~15歳。マイオブレースは、乳歯が生え揃う前から歯並びにアプローチできるのが特徴です。

ムーシールド

ムーシールドとは、主に受け口(反対咬合)の治療で用いられるマウスピース型矯正装置。装着することで舌圧と口唇圧のバランスが保てるよう、硬めのポリメタクリル酸メチル(PMMA)という素材が用いられています。

ムーシールドにはSとMサイズがあり、3~5歳くらいの乳歯列の子どもにはSサイズ、6~11歳くらいの混合歯列期の子どもにはMサイズの仕様が推奨されています。

受け口が指摘されるのは3歳児検診ごろからで、この時点で「反対咬合である」と診断された場合、ムーシールドが適用されます。使用方法としては、就寝時にマウスピースを装着するだけ。寝ている間にマウスピースの効果で舌や口周りの筋肉の状態が整い、徐々に反対咬合が改善していくという仕組みです。

ムーシールドと
マイオブレースの違い

ムーシールドは、受け口専用の歯列矯正用咬合誘導装置となります。そのため、それ以外の症状への効果は期待できません

一方、マイオブレースは受け口を含めた歯列不正全般の原因を改善する装置。マウスピースを装着することで口周りの筋力をトレーニングするという仕組みは同じですが、マイオブレースのほうが適用範囲は広くなります。

インビザライン・ファースト

インビザラインとは、透明のマウスピースを段階ごとに取り替えながら徐々に歯並びを整えていく装置。インビザライン・ファーストは、その小児バージョンです。

対象年齢は6~10歳とされていますが、身体年齢ではなく歯の状態に合わせて適用を決めるのが特徴。装着することであごの発育をサポートし、永久歯が生えてくるスペースの確保を補助します。

インビザライン・ファーストは1日20時間以上の装着が必要となりますが、場面に合わせて取り外すことも可能。食事、運動、歯磨き、人前に出るといったシーンでは、マウスピースを外した状態で過ごすことができます。

インビザライン・ファーストと
マイオブレースの違い

まず、インビザライン・ファーストは「すでに悪くなってしまった歯並び」に対する治療方法。マイオブレースは、「歯並びが悪くなる原因を改善する」方法となるため、治療の根本が異なります。

また、装着時間もインビザライン・ファーストは1日20時間、マイオブレースは日中1時間と就寝時のみとなっているため、子どもの体への負担も大きく違ってくるでしょう。

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まとめ

子ども向けのマウスピース矯正と言っても、その種類や目的はさまざまです。治療の取り組み方や装着時間なども異なるため、子どもに合った方法を選ばないと失敗する恐れがあります。

とくに成長を活かした治療は子どもの協力がなくては進まないため、子どもが無理なく、そして楽しく取り組めるような治療法を選ぶと良いでしょう

こうした取り組みがうまくいけば、将来的にワイヤー矯正・抜歯のリスクを大幅に減らせる可能性があります。歯並びについて気になることがあれば、なるべく早く相談するようにしましょう。

調査・文/坂野香織さん(歯科衛生士 有資格者)

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